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リノベーションマンション独占 女性客時代到来

もっともっと増えていく リノベ物件購入女性たち 



欲しいのは“安心と自信”。リノベ物件を購入する独女たち     


欲しいのは“安心と自信”。リノベ物件を購入する独女たち

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独女で家を買えるのはごく一部の人だけという印象だったが、最近はリノベーション物件を購入する人が増えているという。


「20代後半~40代の単身女性からよくお問い合わせをいただきますね。2000万から4000万円台(物件価格とリノベーション費用込み)の中古マンションが人気です」


というのは、神奈川県内の物件を中心に取り扱う、リノベ不動産|Beat HOUSE「中古購入+リノベーション」事業部 コーディネーターの中丸沙織さん。


「動機としては、“家賃がもったいない”がいちばん多いようですね。あとは資産運用としての購入。まだ結婚はしないと考えている方も、老後のライフプランを考えて今のうちに……というケースもあります。また、同僚や友人がマンションを買いはじめて、自分の収入でも買えるんだ! と気づいて興味をもつ方も。


家をもつことで、住処があることの“安心”と、親や男性に頼らなくても生きていける“自信”が手に入ることも大きな理由なのかなと感じています。


変わったところでは、就職の内定が決まった学生の方も来られました。就職をしてからでないとローンが組めないので後日ということになりましたが、家を買うことの敷居が本当に低くなったなと驚いています」


家賃を毎月支払っていても何も残らないが、ローンの返済をしながらでも家を買えば資産になる。これが魅力的だ。もし生涯独身で暮らすとしても、家があればなんとかなる。また今後、結婚をしても賃貸収入を得ることができる。ローンを抱えたことで、仕事にも一層力が入るのだとか。


「とくに団地リノベはオススメですよ。1960年代の高度成長期にたくさんの団地が建ちました。時代とともに入居者さんがどんどん退去なさっていて、空き物件がたくさんあるんですよね。建物もしっかりしているし、駅近で周囲に商店街などがあり、安全で過ごしやすいです。


日本では家は新築が良いものとされる風潮がありますが、間取りや内装を自分の好きなように変えられるのは魅力的です。新築マンションはどれも似た内装ですが、自分の好みやライフスタイルに合わせていかようにもできるところも、現代の女性にぴったりだと思います」


壁や床の張替えはもちろん、古さが気になる水回り、電機系統も新品にすれば新築同様だ。たとえばもともと2DKの間取りだったが壁を取り払って1LDKに変えたりすることや、玄関に大きなシューズボックスを作ったり、クローゼットを作ったりなどもできる。なるほど、これはちょっと面白そうだ。


実際に施工した物件のパンフレットを見せていただいたが、どれも家主の「いいな」がつまった部屋ばかり。


南仏をイメージしたという1LDK(56㎡)の物件は、リビングとキッチンの間に木枠で作った内窓をつけていたり、広めのパントリーをつけていたりしてセンスがいい。また、ほかにも家にハンモックを吊るしたり、ペットを飼っている人は猫用のキャットタワーや、壁に犬が通るためだけの穴をあけたり、音楽を仕事にしている人は防音室を作ったりもしているという。


「たとえば1800万円の中古物件を買って、800万円のリノベーションをした場合、リノベーションローンだと、月々の返済額は7万699円(借入最長35年/金利(変動)0.775%)です。ふつうに家賃を払って暮らしていたら、そんなに手が届かない金額ではないですよね? 中古リノベ物件だからこそ、金額的にもメンタル的にも優しい買い方ができるんです。購入者の中には“家にいる時間が増えました”って言っている方もおられました」


社会人になってからずっと賃貸物件で過ごしてきた筆者は、これまでいくつか引っ越しを経験しているが、「これぞ思い描いていた通り!」という物件には出会ったことがない。環境、賃料、間取りと設備を天秤にかけ、妥協を重ねてきた。“豊かな暮らし”の定義は人によってさまざまだが、生涯安らげる住処があるだけで、この先の人生はかなり明るくなるはずだ。



(パンチ広沢)


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